「明日は歯科衛生士国家試験。前日に何をすればいいんだろう?」
ここまで勉強してきたのに、まだ覚えられていないことが気になる。
過去問を解き直した方がいいのか、新しい問題を確認した方がいいのか。
試験が近づくほど、やりたいことが増える人もいると思います。
でも、前日に大切なのは、勉強を詰め込むことだけではありません。
明日の試験で、今ある力を発揮できるように準備すること。
そのために、前日は次の3つを優先してみてください。
国家試験の前日にやること3つ
- 持ち物・会場・時間を確認する
- 勉強する内容を絞る
- 勉強を終える時間を決め、休息をとる
① 持ち物・会場・時間を確認する
まず確認したいのは、明日の試験を受けるための準備です。
勉強に集中していると、持ち物や交通手段の確認が後回しになることがあります。
前日のうちに、次の項目を確認しておきましょう。
- 受験票など、受験案内で指定されたもの
- 使用が認められた筆記用具
- 時計の使用条件と、持参する時計
- 試験会場の所在地と入口
- 集合時刻・試験開始時刻
- 交通手段・出発時刻・代替ルート
- 必要に応じて昼食や飲み物、防寒用品
持ち物や時計の使用条件は、必ず受験する年度の公式案内で確認してください。
特に時計は、種類によって使用が認められない場合があるため、一般的な受験情報だけで判断しないことが大切です。
荷物を準備したら、明日の朝に再確認する必要があるものだけをメモしておくとよいでしょう。
試験当日の朝に、持ち物や移動方法を一から考えなくてよい状態にしておくこと。
それが最初の準備です。
歯科衛生士国家試験の持ち物一覧【2027年】|時計・筆記用具の注意点はこちら →
② 勉強する内容を絞る
前日だからといって、勉強を一切してはいけないわけではありません。
確認しておきたい知識があるなら、復習する意味はあります。
ただし、残り時間には限りがあります。
不安になるたびに教材を増やしていると、何を優先すべきか分からなくなることがあります。
前日に勉強するなら、例えば次のような内容が候補になります。
- 繰り返し間違えていた基本事項
- 覚えたはずなのに混同しやすい数字や用語
- 自分で整理してきた暗記事項
- 直近の復習で確認が必要だと分かった内容
ここで重要なのは、前日になって初めて勉強する内容を大量に増やさないことです。
難しい問題を解いて不安が強くなる人もいれば、少し確認することで落ち着く人もいます。
自分の状態に合わせて、復習する範囲を決めてください。
また、前日にすべての苦手を解消することは現実的ではありません。
残された時間で何を確認するか。そして、何を今日は扱わないか。
その判断も大切です。
③ 勉強を終える時間を決め、休息をとる
前日は、勉強を始める時間だけでなく、終える時間も決めておきましょう。
「あと少しだけ」と続けているうちに、就寝時間が遅くなることがあります。
睡眠不足は注意力や集中力に影響することがあるため、試験前日は休息の時間も確保したいところです。
必要な睡眠時間には個人差があります。普段の睡眠リズムを大きく崩さず、休める環境を整えることを優先してください。
緊張して眠れないときは?
国家試験の前日に、緊張して寝つきにくくなることはあります。
そのとき、「早く眠らなければ」と焦り続ける必要はありません。
眠れない場合は、時計やスマートフォンで何度も時刻を確認することを避け、照明や室温など、落ち着いて休める環境を整えてみてください。
しばらく眠れず、かえって焦りが強くなる場合は、一度寝床を離れ、静かな環境で過ごして眠気を待つ方法もあります。
一晩の睡眠だけで試験の結果が決まるわけではありませんが、睡眠不足の影響を軽視する必要もありません。
今夜の目標は、完璧に眠ることではなく、できる範囲で休息をとることです。
国家試験の前日に避けたいこと
前日に避けたいのは、必要性を考えずに予定を大きく変更することです。
例えば、
- SNSで他人の勉強量を見て、急に教材を増やす
- 不安になって、予定していなかった難問に長時間取り組む
- すべてを復習しようとして、休息時間を削る
- 持ち物や交通手段の確認を当日の朝まで残す
こうした行動は、試験前日の負担を増やすことがあります。
もちろん、前日になって重要な準備不足に気づく場合もあります。
その場合は、必要な修正をしてください。
大切なのは、不安に反応して何でも変えるのではなく、必要なことを選んで行うことです。
「落ちたらどうしよう」と不安になったら
国家試験の前日に、不合格のことを考えてしまう人もいるでしょう。
それだけ、この試験を大切に考えてきたのだと思います。
ただ、前日に「自分は合格できるのか」と何度も考えても、正確な答えが出るわけではありません。
今までの勉強を振り返ることと、明日の結果を予測し続けることは別です。
ここまで来たら、明日の試験を受けるために必要な準備へ意識を戻してみてください。
持ち物を確認する。
必要なところを復習する。
休息をとる。
前日にできることは、まだあります。
しかし、すべてをやろうとする必要はありません。
まとめ|国家試験の前日は、明日の準備を優先する
歯科衛生士国家試験の前日に、優先したいことは3つです。
- 持ち物・会場・時間を確認する
- 勉強する内容を絞る
- 勉強を終える時間を決め、休息をとる
前日に新しいことを大量に詰め込むより、今の状態を確認して必要な準備を整えることが大切です。
明日、問題文を読み、考え、解答するために。
今日は何をして、何をしないか。
その判断をしておきましょう。
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この記事を書いた人
都谷森うらら
歯科衛生士国家試験専門・パーソナル伴走型サポート「はぐもぐ」代表。
これまで延べ150名以上の歯科衛生士国家試験対策に関わり、受験生の学習状況の見立て、学習設計、伴走を行っています。

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