状況
歯科衛生士国家試験の合格発表が終わり、
- 子どもが不合格だった
- どう関わればいいのか分からない
- 何かしてあげたいけど、何が正解か分からない
そう感じている保護者の方も多いと思います。
「何かしてあげたい」
その気持ちは、とても自然なものです。
ただ、この時期の関わり方は、
その後の1年に大きく影響します。
やってはいけない関わり① 原因をすぐに聞く
・何が悪かったの?
・どこができていなかったの?
・なんで落ちたの?
こうした言葉は、
つい出てしまいがちです。
でも本人は、
まだ自分でも整理できていません。
このタイミングで原因を聞くと、
分析ではなく自己否定になります。
やってはいけない関わり② すぐに次を決めさせる
・来年どうするの?
・浪人するの?
・就職するの?
早く方向を決めたくなる気持ちは分かります。
でも、
整理せずに決めた選択は、後からズレやすいです。
この時期に必要なのは、
決断ではなく整理です。
やってはいけない関わり③ 勉強量の話をする
・もっとやらないとダメじゃない?
・時間が足りなかったんじゃない?
努力の話に寄ってしまうと、
問題の本質が見えなくなります。
国家試験は、
勉強量だけで結果が変わる試験ではありません。
やってはいけない関わり④ 正解を提示しようとする
・予備校に行った方がいい
・この問題集をやればいい
・こうやって勉強しなさい
親として「正しい道」を示したくなります。
でもこの段階で必要なのは、
答えではなく
現状の整理です。
よくあるすれ違い
親:良かれと思って提案する
子:責められているように感じる
このすれ違いはとても多いです。
本人も、
- 何が原因か分からない
- どうすればいいか分からない
状態です。
だからこそ、
「どうする?」ではなく、
「一度整理しようか」
という関わりが大切になります。
親ができる関わり
やってほしいことは一つです。
判断を急がせないこと。
・責めない
・比較しない
・急いで決めさせない
この3つがあるだけで、
本人は整理できる状態に入ります。
具体的に整理するポイント
一緒に見てほしいのはこの4つです。
- 合格点まであと何点だったか
- どの科目で点を落としたか
- 勉強時間は足りていたか
- 勉強していたのに伸びなかった理由は何か
ここが見えると、
- 浪人する意味があるのか
- どのくらいの負担になるのか
- どんなサポートが必要なのか
が現実的に判断できます。
スタート診断について
はぐもぐでは、
・点数が伸びなかった原因
・来年届く可能性
・必要な勉強時間
・勉強の優先順位
を整理する「スタート診断」を行っています。
保護者の方と一緒に受けるケースも多く、
「このまま進めていいのか」を判断する材料になります。
まとめ
歯科衛生士国家試験に落ちたあと、
親として何かしてあげたいと思うのは自然なことです。
ただ、
やり方を間違えると、本人をさらに追い込んでしまうことがあります。
大事なのは、
・急がせないこと
・答えを出そうとしないこと
・整理する時間を作ること
この3つです。
国家試験は、
努力だけでなく
判断で結果が変わる試験です。
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書いた人

都谷森うらら
歯科衛生士国家試験対策 オンライン個別指導「はぐもぐ」代表
歯科衛生士国家試験に向けて、学習設計・理解確認・メンタルサポートを行っています。
国家試験は勉強量だけでなく、勉強の進め方(学習設計)が結果を大きく左右します。


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