模試の点数が悪かったときにやってはいけない保護者の言葉|歯科衛生士国家試験

こんにちは。歯科衛生士国家試験専門のオンライン個別指導塾「はぐもぐ」講師のうららです。

模試の結果が返ってくると、
点数よりも先に子どもの表情を見て、保護者の心も揺れますよね。

「もっと頑張ってほしい」
「これでは合格が危ないのでは」

そんな気持ちから、つい言葉が強くなってしまう…。
今日は、模試の点数が悪かったときに“言ってはいけない言葉”についてお話しします。


① 「どうしてこんな点数なの?」

一番多いのがこの言葉。
保護者としては“原因を知りたい”という気持ちから出る言葉ですが、
本人には「責められた」と受け取られやすいです。

👉 代わりに

「今回はどんな問題が難しかった?」
と“点数の理由”ではなく、“内容の振り返り”に焦点を当ててあげると、前向きな対話になります。


② 「もっと頑張らないとダメでしょ」

この言葉も、励ましのつもりで使われることが多いですが、
本人はすでに“頑張っている”状態であることがほとんどです。

努力が報われない時期にこの言葉を受け取ると、
「自分の努力が認められていない」と感じ、モチベーションを失いやすくなります。

👉 代わりに

「最近、頑張ってるの見てるよ」
「疲れもあるよね。一緒に振り返ろうか」

“努力を認める”言葉が、立ち上がる力になります。


③ 「〇〇さんはもっと点が良かったみたいよ」

比較は、どんな形でも子どもの心を冷やします。
特に、仲の良い友達や同級生と比べられることは、
「自分はダメなんだ」という自己否定を強める結果に。

👉 代わりに

「あなたのペースで大丈夫」
「前回よりここが伸びてるね」

“他人”ではなく“過去の自分”と比べる声かけを心がけましょう。


④ 「こんなんじゃ合格できないよ」

この言葉は、無意識に“危機感を与えたい”という意図で出てきます。
しかし学生にとっては「見放された」と感じやすく、
勉強への意欲が一気に下がってしまうことも。

👉 「まだ伸びる余地がある」と伝えるほうが、ずっと効果的です。

「ここが弱点って分かったのは収穫だね」
「次にどうすればいいか一緒に考えよう」


講師として感じること

これまで多くの学生を見てきて感じるのは、
点数よりも“受け止め方”で次の結果が変わるということ。

模試の点数が悪くても、
その後「もう一度がんばろう」と立ち上がれた生徒の多くは、
保護者からの“安心の言葉”に支えられています。


はぐもぐでは

はぐもぐでは、模試後のフォローの際に、
保護者への声かけや関わり方のアドバイスも行っています。

  • 子どもが落ち込んでいるときの対応
  • 成績の受け止め方
  • 家庭での声かけの工夫

家庭と講師が同じ方向を向くことで、
学生が安心して学びに向かえる環境を整えています。

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