「浪人すると歯科衛生士になれないのでは?」
合格発表後、この不安を感じている人は少なくありません。
そして、検索している時点で、
すでに心は揺れています。
まず、結論から言います。
浪人=なれない、ではありません。
ただし、
浪人=同じやり方では届かない可能性が高い。
ここが現実です。
なぜ「なれない」と感じてしまうのか
理由は単純です。
合格率の数字を見ると、
現役と浪人で大きな差があるからです。
現役:90%以上
既卒(浪人):40〜50%前後
この差を見ると、
「浪人=不利」
と感じてしまいます。
でも、ここで止まると危険です。
差が生まれる本当の理由
浪人が不利になるのは、
知識が足りないからではありません。
環境が変わるからです。
① 強制力がなくなる
学校の時間割
模試の管理
比較対象
それらがなくなります。
② 判断が増える
・何を優先するか
・どの問題集を使うか
・どこを削るか
全部、自分で決めることになります。
③ 修正のタイミングが遅れる
現役は、
・先生
・模試
が修正のきっかけになります。
浪人は、自分で気づかない限り修正が起きません。
浪人が危険になるパターン
毎年、似た構造を見ます。
・去年と同じ参考書を使う
・「量」を増やす方向にだけ進む
・間違いの原因を曖昧にする
努力は増えているのに、
設計が変わっていない。
これが一番危険です。
では、浪人はどうすればいいのか
浪人で合格する人は、
知識が特別あるわけではありません。
違いは一つです。
「去年の設計を壊せたかどうか」
・どこで判断を誤ったのか
・なぜ修正できなかったのか
・何を増やしすぎたのか
ここを言語化できた人は、伸びます。
具体的に整理すること
もし今迷っているなら、
まずこの3つを整理してください。
- 合格点まであと何点だったか
- どの科目で点を落としたか
- 勉強していたのに伸びなかった原因は何か
ここが曖昧なままだと、
同じ構造を繰り返す可能性が高いです。
今日できること
今、不安なら。
来年の計画を立てる前に、
「去年のやり方で、変えるべきだった判断は何か」
これを3つ書き出してみてください。
出てこなければ、
まだ整理できていない状態です。
スタート診断について
はぐもぐでは、
・どこで点を落としているのか
・なぜ伸びなかったのか
・来年までに何点必要か
・どの順番で勉強するべきか
を整理する「スタート診断」を行っています。
浪人するか迷っている段階で受ける人も多いです。
勉強を始める前に、
一度整理する時間を作ることが大切だと考えています。
浪人は“再設計”の年
浪人は不利ではありません。
ただし、
自己流の延長は危険です。
国家試験は、
知識の試験ではなく、
判断の試験です。
浪人は特に、
判断の質で結果が変わります。
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書いた人

都谷森うらら
歯科衛生士国家試験再設計専門
オンライン伴走サポート「はぐもぐ」代表
不合格後の再設計支援を専門としています。
浪人で合格する人と、止まる人の違いは、努力量ではなく「判断の修正回数」です。


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