歯科衛生士国家試験の合格率と現実

全体の合格率

歯科衛生士国家試験は、合格率が91〜96%と一見すると高い試験です。
しかし、毎年約1割、つまり9人に1人は不合格になります。

「ほとんど受かる試験」と言われることもありますが、
実際には毎年400〜700人前後が不合格になっています。

決して「誰でも受かる試験」ではありません。

  • 2026年(第35回):94.5%(不合格430名 / 7452名)
  • 2025年(第34回):91.0%(不合格726名 / 8,026名)
  • 2024年(第33回):92.4%(不合格604名 / 7,950名)
  • 2023年(第32回):93.0%(不合格520名 / 7,470名)
  • 2022年(第31回):95.6%(不合格329名 / 7,416名)
  • 2021年(第30回):93.3%(不合格475名 / 7,099名)

歯科医療振興財団 公表データより


現役生と浪人生での合格率の差

歯科衛生士国家試験は「全体の合格率」だけを見ると高く見えます。
しかし実態は、現役生と浪人生で合格率に40〜50ポイントもの差があります。

現役生の合格率は毎年95%以上。
全体の合格率だけを見ると高く見えますが、
実際には「現役生が合格率を押し上げている試験」です。

一度不合格になると、合格率は半分以下になります。
浪人生は2人に1人が不合格という年が続いています。

試験回(年度)全体現役生(新卒)浪人生(既卒)
第35回(2026)94.5%97.2%62.5%34.7pt差
第34回(2025)91.0%94.3%40.6%53.7pt差
第33回(2024)92.4%95.1%44.8%50.3pt差
第32回(2023)93.0%95.2%38.2%57.0pt差
第31回(2022)95.6%97.4%66.1%31.3pt差
第30回(2021)93.3%95.1%56.7%38.4pt差

歯科医療振興財団 公表データより


なぜ独学・自己管理がこんなに難しいのか

歯科衛生士国家試験は、「勉強時間を確保すれば受かる試験」ではありません。
合否を分けるのは、勉強量そのものよりも、勉強の組み立て方と継続の仕組みです。

範囲が広く、優先順位を間違える

・全部やろうとして、全部中途半端になる
・得点源科目が作れないまま本番を迎えてしまう
・ 「勉強しているのに点数が上がらない」状態になる

「何を・いつ・どのレベルまで」やるかを一人で判断し続ける必要がある

・問題集のレベル選びや進め方を間違える
・復習のタイミングが合わず、覚えても忘れてしまう
・判断ミスがそのまま不合格につながる

不安・焦り・孤独で勉強が止まる

・勉強方法が合っているか分からず、手が止まる
・周囲と比較して焦り、勉強の効率が下がる
・メンタルの状態が、そのまま学習効率に直結する

歯科衛生士国家試験は、
「何をどれだけ頑張るか」ではなく、「何を・いつ・どの順番でやるか」で結果が大きく変わる試験です。

つまり、不合格になる理由の多くは、「勉強していないから」ではありません。
優先順位・計画・復習の仕組み・判断・環境など「勉強の外側」に原因があることが多いのです。


不合格になった場合、1年で失われるものの大きさ

国家試験での不合格は、単なる試験の失敗ではありません。
時間・お金・キャリア・自信、すべてに影響する出来事です。

だからこそ、
「落ちたらどうするか」ではなく、
「落ちないためにどうするか」を考える必要があります。

金銭的な損失は想像以上に大きい

不合格となり、1年間浪人する場合、次のような費用が現実的に発生します。

  • 学費・補講費・模試代など:約100〜150万円
  • 生活費・仕送り・家賃等:約80〜120万円

合計すると、1年間で200〜300万円規模の支出になるケースも珍しくありません。

就職が1年遅れることによる収入の損失

歯科衛生士として就職した場合、初任給ベースでも年収250~300万円前後が見込まれます。
不合格によって就職が1年遅れるということは、この収入を丸ごと失うことを意味します。

金銭面だけで見ても、浪人1年での実質的な損失は400〜500万円規模になる可能性があります。

失われるのは「お金」だけではない

数字以上に見過ごせないのが、本人の気持ちや自己肯定感への影響です。

  • 「また落ちたらどうしよう」という不安
  • 周囲が就職していく中で感じる焦り
  • 自分だけ取り残されたような感覚

これらは勉強の集中力を下げ、次の受験をさらに厳しいものにしてしまいます。

「1年の遅れ」は、その後の人生にも影響する

歯科衛生士としてのキャリアは、臨床経験を積み重ねることで広がっていきます。

就職が1年遅れるということは、

  • 昇給・スキルアップのスタートも1年遅れる
  • 経験を積むタイミングが1年遅れる

ということでもあります。

国家試験での不合格は、単なる試験の失敗ではなく、人生全体のリズムに影響する出来事なのです。

だからこそ「一人で浪人させない」という選択が重要になる

ここまで見てきたように、不合格による損失は決して小さくありません。
重要なのは、「落ちてからどうするか」ではなく、「落ちないために、どんな環境を用意するか」です。


単なる「授業」ではなく「合格までの環境」を提供します

歯科衛生士国家試験が「本人の努力だけで乗り切れる試験ではない」ということを感じていただけたかもしれません。

はぐもぐが提供しているのは、授業ではありません。

合格するために必要な
・学習設計
・進捗管理
・計画修正
・メンタル管理
を含めた、「合格までの環境」そのものです。

浪人生がつまずく最大の理由は、
「何を・いつ・どこまでやればいいか」を一人で判断し続けなければならないことです。

はぐもぐでは、

・現在の理解度を客観的に確認
・優先順位を明確にした学習計画の作成
・進捗に応じた計画の修正

を繰り返し行い、迷いながら勉強する時間を限りなく減らします。


「もし落ちたら」ではなく、「落ちないための選択」

不合格になってから動くのでは、時間も費用も、そして本人の心も大きく消耗します。
だからこそ、はぐもぐは「一人で浪人させない」ための選択肢として存在しています。

それは、決して安い選択ではないかもしれません。

しかし、
1年の浪人による数百万円規模の損失や、本人の将来への影響を考えたとき、
「合格するための環境に投資する」
という考え方は、決して特別なものではありません。

勉強を教える人ではなく、
合格までの道筋を設計し、進捗を管理し、必要な修正を行う。

それが、はぐもぐの役割です。