解答速報が出て数日。
「たぶん届いていない」
そう感じている人の中には、
もう来年のことを考え始めている人もいるでしょう。
浪人するかどうか。
その決断は、
感情ではなく現実で行う必要があります。
現役と既卒の合格率差
過去数年、歯科衛生士国家試験では
現役生(新卒)の合格率は
約97〜98%。
一方で、
既卒(浪人生)の合格率は
約40〜55%前後。
約40〜50ポイントの差があります。
これは偶然ではありません。
なぜ浪人の合格率は下がるのか
理由は主に3つ。
① 学習環境が崩れる
学校という枠組みがなくなる。
授業
強制力
模試
先生の管理
これらが消えます。
② 生活リズムが乱れる
アルバイト
就職
家族の目
勉強を最優先にしづらくなる。
③ 「去年と同じやり方」を繰り返す
これが最も多い。
・問題集をもう一周
・暗記量を増やす
・時間を増やす
でも、
構造が同じなら結果も同じです。
浪人は「延長」ではない
浪人は、
今年の続きをやる1年ではありません。
設計を作り直す1年です。
そこを誤ると、
・春はやる気
・夏に迷い
・秋に焦り
・冬に崩れる
この流れを繰り返します。
浪人を決める前に整理すべきこと
・どの科目で落としたのか
・得点源は何だったのか
・直前期に崩れたのか
・生活はどう変わるのか
ここを見ずに決めるのは危険です。
感情で始めると、感情でやめる
「悔しい」から始める浪人は、
途中で揺れます。
国家試験はメンタル戦でもあります。
設計なしで1年は持ちません。
だからこそ、先に見立てる
はぐもぐでは、
伴走を始める前に
スタート診断を行っています。
点数をつけるためではなく、
今の状態で来年届く可能性があるのか。
そこを判断するためです。
場合によっては、
「浪人は勧めない」
という判断になることもあります。
それでもいい。
やみくもに始めるより、
ずっと健全です。
浪人は“覚悟”ではなく“設計”
覚悟だけでは受かりません。
設計だけでも受かりません。
設計を続けられる環境。
そこまで含めて考える必要があります。
浪人を決めるのは、
整理してからで遅くありません。
書いた人
歯科衛生士国家試験に向けて、
判断・授業・メンタルを一体で支える伴走支援を行っています。
浪人相談で最も多いのは、
「やる気はあります」という言葉です。
やる気の前に、設計。
そこを整理することが、
合否を分けます。
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